季節の外郎

秋は実り多い季節。
美味しいもの、紅葉等、私達のお腹や心を満たしてくれるものに溢れています。
そんな実りの秋をお菓子で表現してみました。
以前からやってみたかった上生菓子。和菓子は四季を表現することができます。上生菓子は、簡単に言うと、お茶会の席に出てくるお菓子です。
上生菓子には種類があり、練り切り・こなし・外郎・きんとんとそれぞれ製法が違います。
今回は、その中でも外郎です。
外郎は名古屋や山口県が有名ですね。名古屋はその昔茶道が盛んでお殿様から農民までお茶を好む方が多かったようで、その流れで菓子も名古屋で生まれたものが多いとされています。外郎もその一つで、お殿様に献上されていたとか。
外郎もいろいろありますが、今回は中に餡が入ったものを作らせていただきました。
全種類、並べることはなかなかできないですが、地味な色が集まったお饅頭達の中に差し色として入れることができたらいいなぁと思っております😊

飯塚市の和菓子 菓子処ふじい庵

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